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2017年2月 5日 (日)

四畳半からの近況報告 2017.02.05

四畳半からの近況報告 2017/02.03の補足


雑誌『SOGI』休刊に伴う事務所、私個人に伴う法的手続きについてすべて完了したことを報告したところ、Facebookにてコメント等をいただきありがとうございます。
このブログのアクセス数が増えたことは、心配いただいていた方々が多かった、ということでしょうか。
私としては少し複雑な気持ちです。

雑誌購読者、関係者個々にご報告すべきことですが、こういう形で報告させていただきました。ご了承ください。

雑誌『SOGI』を四半世紀にわたって刊行したこと、何よりも読者の方々、寄稿いただいた方々、取材者、カメラマン、編集者、デザイナー、印刷関係者、今はなくなりましたが組版、製版の関係者等多くの方々に支えられたものでした。
改めて御礼申し上げます。
雑誌を中心に死や葬送について記録し、発言できたこと(一部の方々には不快感を与えてところがあるかと思いますが)については感謝申し上げます。
44歳で開始し、当初は65歳までを目標にしていましたが、70歳まで行うことができました。
悔いはありません。
今後若い世代の方々が、形を変えようと何らかの形で、私どもが記録し、発言してきたことの志を継いでいただくことを願っています。
その橋渡しとして私にできることがあれば、精一杯努めさせていただきます。


前回も書かせていただきましたが、『葬祭ディレクター技能審査20年史』(葬祭ディレクター技能審査協会/非売品)が完成しました。
200_2


こういう事態であったにもかかわらず、私の名を執筆者として記したまま刊行を許していただいたことに感謝します。

この発足の経緯、理念、20年の歩み、抱えている課題について、記録者として記させていただいたのは、これまでこの制度に係わった者としての責任からです。
そして私の今後に関係なく制度そのものは継続していくわけですから、今後の制度を担う方々への引き継ぎという意味があります。

先人が葬祭業が社会的偏見をもたれていることに危機感を抱き、誇りをもってできる仕事にする、その鍵として人材教育に注目してできたのが葬祭ディレクター技能審査という制度。
この仕事に関与できて多くの方から教えていただきましたし、尊敬できる多くの方々にお会いすることができたのは私の財産です。


葬祭ディレクター技能審査には、近年田中大介さん(文化人類学)に関係してもらい、私の負担はだいぶ軽減しました。
田中さんが私の役割の一部を引き継いでくれるでしょう。
その田中さんが東京大学大学院総合文化研究科博士論文に加筆修正し、

『葬儀業のエスノグラフィ』(東京大学出版会、本体価格5,200円)

http://www.ajup-net.com/bd/ISBN978-4-13-056310-9.html
9784130563109
を出版されました。
264ページの労作です。
ぜひお手にとってお読みいただくことをお勧めします。
ちなみに「エスノグラフィ」とは京都大学フィールド情報学研究会のHPに掲載された辻高明さんによれば―

エスノグラフィ(Ethnography)は,フィールドで生起する現象を記述しモデル化する手法である. 文化人類学における未開の民族の調査に起源をもち,その後,社会学で逸脱集団や閉鎖集団の生活 様式を明らかにする方法として用いられるようになった.http://www.ai.soc.i.kyoto-u.ac.jp/field/chapter5.html

と説明されています。



昨夜、元の会社関係の同年配3人で呑み会。
一人は99歳の母親の介護を抱え、一人は4年前に配偶者が若年性認知症になり介護、皆それぞれの問題を抱えています。

一人が私の学生時代に書いたものを読んでくれて
「あんたはまったく変わっていないね!」
と呆れて言ったのか、褒めて言ったのか(確実に前者だと思いますが)…

そう言えば、我が家では
「中学生の時から変わっていない!」
と呆れられています。
つまり人間としてあるべき進歩がない、子どものまま、ということ。
欠陥人間ということでしょう。
でも、見放され、追い出されていないことに感謝しています。

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